お酒のはなし

飛良泉本舗

東北で最も歴史があり、全国でも3番目の酒蔵です。創業は1487年(長享元年)、時は室町時代。3年後の年は八代将軍・足利義政が京都の東山に銀閣寺を建立しています。現在の当主は二十六代目。

宝暦年間から天保年間を生きた名僧・良寛和尚の友人で、仁賀保(にかほ)に暮らしていた「増田ますだ九木きゅうぼく」という画家が、良寛へ宛てた手紙にトンチのきいた名言を書き残しました。それは「飛び切り良い、白い水」という言葉。
つまり、「飛」と「良」を並べる「ひら」は平沢にかけた言葉で、そして「白」と「水」は上下に並べると「泉」。これは斎藤家が「泉州出身」であるという意味合いがあります。
それまでは「金亀きんき」という銘柄でしたが、この九木の自慢話が噂を呼び、酒銘「飛良泉」が誕生したそうです。

※飛良泉本舗様ホームページより転記(https://www.hiraizumi.co.jp/kuramoto/)

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